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花業界の繁忙期はいつ?花屋・ブライダル・葬儀・加工所を職種別に解説

花業界で働きたい方の中には、「花業界はいつが忙しいのか?」気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は花業界とひとことで言っても、花屋・ブライダル・葬儀・加工所 など分野によって繁忙期は異なります。
ここでは、それぞれの業界ごとの繁忙期を解説します。
花屋(フラワーショップ)の繁忙期

- 3月:卒業・送別シーズン・お彼岸
花束・アレンジメント需要が急増。 - 4月:入学・就職祝い
ギフト用の花が多く出る時期。 - 5月:母の日(最大の繁忙期!)
全国の花屋が一年で最も忙しい時期。 - 9月:敬老の日
おじいちゃんおばあちゃんへの贈り物として花は特に人気。 - 12月:クリスマス・年末
リースや正月飾り、迎春アレンジの注文が増加。
花屋さんの1番の繁忙期は、母の日(5月)です。
母の日といえばカーネーション・バラをイメージする方も多いのではないでしょうか?
他の繁忙期とは異なり母の日の1日にピンポイントで需要が集中するので、花業界の一大イベントと言えます。
ウエディング(婚礼)の繁忙期

- 3月~6月:春の結婚式シーズン
気候もよく、結婚式が集中。 - 9月~11月:秋の結婚式シーズン
秋晴れの気候で人気の挙式シーズン。 - 12月:クリスマス婚
特別な演出で花の需要も高まります。
ブライダルは「春」と「秋」が二大繁忙期。婚礼件数が大幅に増える時期です。
関連:【大公開】結婚式当日はどんなお仕事?(ブライダルフラワーコーディネーター)
葬儀(フューネラル)の繁忙期

- 12月〜2月:冬季(年間最大の繁忙期)
寒さや体調不良による影響で葬儀件数が最も増える時期。
葬儀業界は「冬」が最も忙しいシーズン。
しかし、他業種に比べて年間を通して一定のニーズ のが特徴です。
加工所(制作拠点)・市場の繁忙期

- 母の日(5月)
花材の仕分け・梱包・配送準備で最も多忙に。 - 年末(12月)
正月花やギフト配送の注文が集中。 - お彼岸・お盆(3月・7月・9月)
供花の取り扱いで多忙になります。
加工所や市場は花屋や葬儀・婚礼の繁忙期に連動して忙しくなります。
オンライン商品やサブスクリプション商品の制作などの場合は、年間を通して需要が一定の場合も。
繁忙期に働くメリット
🌸求人数が一気に増えるため、未経験でも採用されやすい
🌸短期・単発の案件が多く、スキマ時間で働きやすい
🌸花の知識や技術を短期間で集中して学べる
🌸繁忙期経験があれば、キャリアにもつながる
まとめ
花業界の繁忙期は一律ではなく、職種ごとに違いがある のがポイント。
また、様々な職種があるからこそ、1年を通して人の需要が高いのは花業界の特徴です。
年間を通して様々な職種を経験することで、業界でのスキルアップを目指す方も多くいます。
繁忙期に合わせて求人数も増えていくため、気になる職種がある場合は、繁忙期を参考に求人を探してみることをおすすめします。