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【完全ガイド】フューネラルフラワーの世界を紹介♪基礎知識とお仕事内容を徹底解説!

こんにちは!
HIBIYAキャリアアソシエイツでございます🌷
今回は葬儀業界のお花のお仕事、「フューネラルフラワー」のお仕事についてご紹介いたします!
葬儀のお仕事と聞くと、「専門知識が多くて難しそう」「なんだか厳しそうな世界だな…」と少し身構えてしまう方もいるかもしれません。
フューネラルフラワーのお仕事は、「大切な方の最期を美しいお花で彩り、ご遺族の心に寄り添う」という、とても温かくてやりがいに満ちたお仕事なんです。
今回は、お仕事の基礎知識から現場でのマナー、実際の仕事の流れまで分かりやすく解説します!📝
フューネラルフラワーの基礎知識
まず基礎知識として知っておきたいのが宗教ごとのルールや用語の違いです。
フューネラルフラワーの世界は、ただお花を綺麗に飾るだけではありません。
宗教ごとのルールと正しい理解
お葬式には「仏教」「神道」「キリスト教」など様々な宗教があり、それぞれの宗教観、主要な作法があります。
- 仏教式:日本で最も高い割合を占める形式。
僧侶による「読経」、参列者による「焼香」、手元には「数珠」が主要な作法とされています。
故人に「戒名」を授け、無事に「成仏すること」を祈ることが中心となる宗教観です。 - 神道式:日本固有の信仰に基づく儀礼。
焼香の代わりに「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」(榊の枝を捧げる)を行うのが主要な作法とされています。
故人は「その家の守護神(氏神)」になるという宗教観があります。 - キリスト教:パレスチナで生まれたイエス・キリストを「救世主」として信じる宗教。
一人一輪の花を霊前に捧げる「献花」を行い、お悔やみの言葉を述べないのが主要な作法です。
死を「祝福・永遠の始まり」と捉えることが宗教観とされています。

葬儀で使われる「供物」「供花」「仏花」の違い
現場でよく飛び交う言葉ですが、明確な違いがあります。
- 供物(くもつ):故人や仏様に供える品物の総称。果物、菓子、線香などがあり、広い意味では花も含まれます。
- 供花(きょうか/くげ):供物のうち、葬儀や告別式で故人に供える花。生花スタンドやアレンジメントなどがあります。
- 仏花(ぶっか):仏壇や墓前に日常的に供える花。葬儀会場の装花とは、主な用途や形が異なります。
一見似ている言葉ですが、それぞれの定義をしっかり整理することで、お客様からのご相談にも安心してお応えできるようになります。

葬儀生花で「絶対に避けるべき」お花の特徴
葬儀業界では、以下のような特徴を持つお花は避けるのがマナーです。
- トゲがあるお花(バラなど):トゲがある植物は「悪業」や「苦しみ」の象徴とされることがあります。故人が成仏する道を邪魔されないように、という願いから避けられています。
- 香りの強いお花(ユリ・ジャスミン・オミナエシなど):葬儀会場では長時間過ごす方や香りに敏感な方への配慮が必要です。
- 花首からぽろっと落ちるお花(ツバキなど):「首が落ちる」ことを連想させるため、縁起が悪いとされます。
- 人が食する花/縁起の悪い花:死や別れを連想させる彼岸花や、人が口にする食用の花や実は使用を避けます。
フューネラルフラワーのお仕事に携わるなら、避けるべきお花の知識は欠かせません。
なぜNGなのかという理由や背景まで深く知ることで、自信を持って失礼のない供花をご提案・準備できるようになります。
ただ、近年では、このようなマナーを意識しながらも、故人やご家族の希望、地域の習慣をくみ取り使用するケースも増えてきています。
香りのある花でも、香りの少ない品種を選んだり、トゲのある花でも、トゲの少ない品種を選んだり、事前にトゲを取り除くなどして、ご家族に希望に寄り添ったご提案をします。
「絶対に使ってはいけない」ではなく、意味を理解した上で丁寧に扱うことが大切です。
フューネラルフラワーの業務の解説

会場設営・式中の業務
葬儀生花のお仕事は、主にお通夜(飾日)と告別式・出棺(出棺日)の2日間にわたって行われます。
1日目:飾日(設営・お通夜)
1. 搬入・設営:会場に花材や資材を搬入し、祭壇や名札付きの供花をセッティングします。
2. 最終チェック:お花の水揚げ状態や札名の漢字ミスがないか、入念に確認します。
3. 撤収・待機:お通夜が始まる前に設営作業を終え、一度撤収または別会場の準備へ向かいます。
「式場の空間を花で創り上げる」のが飾日のメイン業務です。
限られた時間の中で美しい仕上がりを追求する、プロとしての手際の良さと正確さが身につくやりがいのあるお仕事です。
2日目:出棺日(告別式・撤去)
1. 出棺束の準備:ご遺族が最後にお別れでお花を棺に入れるための「出棺束」を準備します。
2. 選別:一晩経って傷んだ花を避け、瑞々しい花を用意します。
3. お別れの儀のお手伝い:式終了後、祭壇や供花からお花を抜き、持ち帰っていただくための花束を作ります。(花分け)
4. 撤収・片付け:出棺を見送った後、祭壇の解体、資材の撤収、会場の清掃を行います。
「花のメンテナンス・式中のお手伝いと、迅速な撤去・片付け」が出棺日のメイン業務です。ご遺族の心に寄り添う臨機応変な対応が必要です。
ミスが許されない緊張感と体力が必要な仕事ですが、故人の最期を美しく見送る重要な役割を担っています。
制作業務
フューネラルフラワーのお仕事には制作の業務もあります。
祭壇や供花などの制作は、基本的には「事前に作業場でパーツごとに制作し、会場で最終組み立てや設置を行う」のが主流です。
ただし、規模や花の種類によって現場で直接仕上げる作業も組み合わされます。
祭壇制作
葬儀会場の中心を彩る「花祭壇」には、使用する花材やデザインによってさまざまな表現があり、伝統的な技術を受け継ぎながらも、故人様らしい表現を取り入れた花祭壇が増えています。
- 伝統的な技術を生かした菊祭壇
白菊などを一輪ずつ密に挿し、波や山などの綺麗なグラデーションや模様を描く伝統的な技法です。すっきりと気高く、厳かな雰囲気を作ります。
現在では白菊だけでなく、色の異なる菊や洋花を組み合わせ、柔らかさや明るさを加えたデザインも制作されています。 - 故人様らしさを表現する花祭壇
故人の人柄や好きだった趣味、思い出の風景などを洋花や季節の花を使って自由なラインで表現する現代的な祭壇です。従来の祭壇と違い、宗教の決まりが少なく、故人の好きな色や花を自由に選んで温かい雰囲気を作れるのが特徴です。
伝統の技を極める祭壇と、故人様らしさを自由に描く祭壇。
表現方法は違っても、ご遺族の想いに寄り添い、花を通して故人をお見送りするという目的は共通しています。
自分の技術や感性を活かしながら、奥深いお花の世界を追求できるのがこのお仕事の魅力です。
仏花制作
仏花は、仏壇やお墓に供えるための花です。
菊や季節の花、葉物などを組み合わせ、供えやすい形に束ねます。
左右に一対(いっつい)、つまり同じ構成の花束を2束用意して飾ります。

供花制作
供花は、故人への弔意を表し、祭壇や式場に飾る花です。菊やユリ、洋花、葉物などを吸水性スポンジに挿し、正面から見たときに美しく見えるよう、高さや奥行き、花の向き、全体のバランスを整えて制作します。

出棺花束制作
出棺束は、告別式でのお別れを終えて棺の蓋を閉じたあと、出棺の際に棺の上へ載せる花束です。
ご遺族が最後に手向ける花として、棺の上を美しく彩れるよう、花の向きやボリューム、全体のバランスを整えて制作します。
棺の上に安定して載せられるよう、背面を平らに整え、転がりにくい形に仕上げることがポイントです。
また、そのまま棺とともに火葬される場合には、厚みや大きさにも配慮して制作します。

まとめ
葬儀生花のお仕事は、一見すると「しきたり」や「マナー」が多くて難しそうに思えるかもしれませんが、基本のルールや言葉遣いは一から丁寧に教えてくれる現場がほとんどです。
現在HCAでも未経験からスタートした方がフューネラルフラワーのお仕事で多数活躍をしていらっしゃいます!
フューネラルフラワーのお仕事はお花で人の心に寄り添う素敵なお仕事です。
興味がある方は、ぜひ一歩を踏み出してみませんか?